記憶のすり替えを克服する
過去の記憶について、身近な人との食い違いが生ずることがあります。
たとえば、私の保育園に通っていたときの記憶。
15年前に亡くなった私の父が言っていました。
「保育園に送り届けたとき、自転車から落として、頭をうったことがある」と。
しかし、私自身、保育園の思い出としては、別の記憶があります。
誰か友達から石を投げつけられて、それが私の頭にぶつかったと。
そして、父の自転車から落ちた記憶はまったくありません。
私を保護してくれるはずの親がそんなことをするはずない。
そうであってほしくない。
そんな防衛本能から、脳が都合のいい記憶にすり替えてしまった結果なのでしょう。
私は、そのような記憶のすり替えを克服することに今、取組みます。
この話を、昨日、知人に話してみたところ、
「そんなの、誰にでもあるじゃない」 という反応でした。
そこにとどまろうとするその知人には、おどろきました。
「記憶のすりかえ」を脳の防衛本能にまかせて おこなっていたのでは、
偉大な成功者にはなれないと考えます。
過去の記憶のすり替えは、
多くの場合、ネガティブな気持ち、感情とむすびついていて、
それを隠蔽するために、すり替えにつながっていると 考えるからです。
正しい記憶を取り戻す
→その時のネガティブな感情を取り返す
→そのネガティブな感情をポジティブな思いに転換する
この作業をおこなってこそ、 無限の潜在能力を引き出せる。
私は、そのように考えて、
記憶のすり替えの克服に取組んでいます。
0コメント