内面を磨く。
ネガティブな気持ちをポジティブな気持ちに転換する。
私は、このことを心がけてきたつもりだった。
しかし、実際には、できていなかった。
ネガティブな気持ちにふたをしてしまうことで解決できたつもりだった。
しかし、それでは不十分だときづいた。
ふたをしてしまうと、あとでいつか、それがまたよみがえってくる。
再び対峙しなければならない時を迎える。
自分の心の中にネガティブな気持ちが起こったら、
目を背けずに 0.3秒以内に解決する。
それが望ましい。
どうやって?
自分の心の中に、そのネガティブな気持ちを理解し、弁護する弁護士を立てる。
その弁護士は、自分のネガティブな気持ちを受け入れ、わかってあげる。
そして、必要があれば、裁判官も立ててジャッジする。
ネガティブな気持ちが起こってから、裁判官によるジャッジまでを0.3秒で行える訓練を積み重ねる。
そうすると、やがて、ポジティブな感情への転換がすぐにできるようになる。
もしも、あなたの心にすぐに弁護士を呼べなかったら、
一番の親友のことを考えよう。
あなたの事情をいつもわかってくれて、理解してくれ、
よいアドバイスをしてくれる大の親友を。
あなたの心の中にいつでも現れて、問題を解決してくれる人こそ、価値ある友達だ。
この訓練がうまくできるようになると、
かつて、悩みの淵にあって、友達にあってもらって、愚痴をきいてもらっていたことが、
なんと時間の無駄だったことか。
周囲の人々に愚痴をこぼそうになったら、
深呼吸してみよう。
腹いっぱい息を吸って、その息を一分ほど、止めてみよう。
あなたの心に弁護士を呼ぶこと、友達を呼ぶことができたら、
周囲に愚痴をこぼすことなど、必要がなくなる。
日本人の民度は、そんなところにあるのではないか。
周囲に愚痴をこぼす民族などに支配されてなるものか。
日本人であることの自覚を深めるべく、私は、内面をみがく生活を続ける。
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