発達脳科学

赤ちゃんの脳と身体の発達についてです。

21世紀は脳科学の時代といわれているようです。

発達脳科学という分野の研究が最近進んでいます。

私たちがいきいきと生きている特徴は、

持続的に外に情報を発信すること。

脳や身体の自発性は、胎児期から備わっている。

と発達脳科学は、教えます。


脳は、新聞紙一枚分のシートをしわにして丸めてできています。

脳の形は、大人も新生児もほぼ同じ、しわの数も同じです。

(以前、しわの数が、大人のほうがずっと多いという情報が

出回ったことがありました。現在は、しわの数は同じという

のが正しいとされています。)

大きさは、新生児の脳は 大人の脳の3分の1ほどです。

脳の配線(ニューロン)は新生児のときに終わっています。

配線の先端でニューロンとニューロンとをつなげるには、

シナプスを形成しなければなりません。

シナプス形成は、生まれた直後増えて、

2か月から10か月でものすごく多くなります。

そして、2歳、5歳、10歳と減っていきます(刈り込み)。

3か月児は、かなり賢い、大人と同じぐらいだそうです。

歩行については、

原始歩行のリズムが脊髄で自発的につくられるそうです。

生まれて一か月の赤ちゃんが

あおむけに寝ている状態で手足を動かすのを観察すると

まるで歩いているかのように

手足を動かしているのをみることがあるでしょう。

キーワードは、自発性。

外から何も刺激がなくても、

自分が外に対して働きかける力を赤ちゃんはもっています。

形を自ら作る。

活動をつくる。

運動をつくる。

これからの赤ちゃんは、

その自発性を最大限に引き出して、

すばらしい能力を身につける。

私はそう信じています。

あなたも、身近にいる赤ちゃんの自発性を観察してみましょう。

参考文献

http://www.crn.or.jp/KONANWU/bulletin/vol.15/86_TAGA.pdf

walk in the light

when we play music, we interact with heavenly world / I will succeed in 2037.

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